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パジャマのゴムを交換する方法

こんにちは。みにひらです。

お気に入りのパジャマって、ずっと着続けたいですよね。

今日は、パジャマのズボンのゴムを交換した時の記録を残します。

作業時間は1時間ほどかかりましたが、慣れると30分ほどで出来そうです。

パジャマのゴムを交換するときに用意するもの

パジャマのズボン

パジャマのズボン

今回は、こちらのパジャマのゴムを交換しました。(夫のパジャマをお借りしました。)

交換用のパジャマゴム

パジャマゴム

2年ぐらい前に、100均で購入しました。(ダイソーで売っています。)

日本製というところが嬉しいです。

はさみ

はさみ

パジャマから取り出すゴムや、交換用のパジャマゴムを切るために使用します。

裁縫道具

メジャー

ウエストサイズを測るためのメジャー

ウエストを測る時に使用します。

写真のメジャーは、私が小学生の頃に、家庭科の授業で使用していたものです。(愛用歴:10年以上)

持っていないというかたでも、心配ご無用です。

メジャーは、100均(ダイソーさん)で購入することができます。

チャコえんぴつ(チャコペン)

目印をつけるためのチャコえんぴつ

パジャマゴムの切るときに、目印を付けるために使います。

写真のメジャーは、私が小学生の頃に、家庭科の授業で使用していたものです。(愛用歴:10年以上)

持っていないというかたでも、心配ご無用です。

チャコえんぴつも、100均(セリアさん)で購入することができます。

手縫い糸

パジャマゴムの端を留める時に使用します。

100均で購入しました。(セリアで売っています。)

手縫い糸の色は、何色でも構いませんが、私は縫い目を目立たせないように、白色にしました。

手縫い針

手縫い糸

パジャマゴムの端を留める時に使用します。

100均で購入しました。(ダイソーで売っています。)

新しいパジャマゴムが、厚手タイプなので、手縫い針は厚地用を選びました。

ひも通し

ひも通し

パジャマゴムを通す時に使用します。

こちらも、100均で購入しました。(ダイソーで売っています。)

パジャマのゴムを交換する手順

準備すること

ウエストサイズを測る

パジャマを着る人のウエストサイズを測ります。

今回は、夫のウエストサイズを測らせていただきました。

地肌に直接メジャーを当ててウエストサイズを測ったので、とても寒そうでした。ごめんね…。

パジャマゴムの長さを計算する

測ったウエストサイズどおりに、パジャマゴムを交換すると、脱げます。

脱げないパジャマのズボンにするためにも、パジャマゴムの長さを計算します。

今回、使用するパジャマゴムのパッケージの裏面に、長さの目安が記載されていたので、参考にしました。

「使用サイズの2/3程度の長さにカットしてお使いください。」とのことです。

以下の計算式より、パジャマゴムの長さを求めました。

測ったウエストサイズ(cm)×0.7(倍)=パジャマゴムの長さ(cm)

パジャマゴムの端を重ねて縫い合わせることを考慮して、0.7倍と設定しました。

パジャマゴムを必要な長さに切る

メジャーで必要な長さのパジャマゴムを測ります。

チャコえんぴつで切る箇所の目印を付けます。

目印を付けたら、思いっきり切ります!(勢い良く切った方法が、切断面が綺麗になるような感じがしました。)

ここで切ったパジャマゴムは、後で使いますので、無くさないように取っておきます。

パジャマゴムを交換する

ゴム通しができる穴を探す

パジャマのズボンの内側に、ゴム通しができる穴があるか、探します。

幸い、このパジャマのズボンは、ゴム通し用の穴がありました。(赤い丸の箇所です。)

パジャマのズボンからパジャマゴムを取り出す

パジャマのズボンの内側にある穴に、ひも通しなどを使って、パジャマゴムを取り出します。

パジャマのズボンの生地を傷めないように、5cmほど、取り出します。

取り出したパジャマゴムが、内側へ戻らないように気を付けて、ひも通しを外してから、パジャマゴムを切ります。

切ったパジャマゴムを、パジャマのズボンから取り出します。

(パジャマゴムさん、今までありがとうございました。)

取り出したパジャマゴムを捨てる際は、お住まいの地域のゴミ分別に従ってください。

【はさみ式】新しいパジャマゴムをひも通しへ通す

新しいパジャマゴムを通す時は、はさみ式を使用しました。

パジャマゴムを通します。

パジャマのズボンへ新しいパジャマゴムを通す

取出したズボン穴から、新しいパジャマゴムを通していきます。

パジャマのズボンの中で、パジャマゴムが取れないように、慎重に通していきましょう。

仕上げ

パジャマゴムの端どおしを縫い合わせる

パジャマゴムの端どおしを縫い合わせていきます。

縫い方は、洗濯しても解けなければ、何でも構わないと思います。

私は、「なみ縫い」という方法で手縫いしました。

YouTubeの「nunocoto」さんの動画が、とても分かりやすかったので、ご紹介します。

完成直前にトラブル発生

パジャマゴムの端どおしを縫い合わせる際、パジャマゴムの両端が、パジャマのズボンの中に入ってしまいました…。

パジャマゴムを取り出そうと試みましたが、両端とも、パジャマのズボンの通し穴の反対側にあり、取り出すことが出来ませんでした。

解決策

代わりのパジャマゴムを用意する

代わりのパジャマゴムを用意します。

パジャマゴムの長さが足りず、自宅にあったソフトゴムひもを使用しました。

ソフトゴムひもは、100均で購入しました。(セリアで売っています。)

パジャマゴムの長さを計算する

パッケージの裏面に、「必要サイズの70~80%の長さを目安にご使用ください。」と記載されていましたので、以下の計算式より、パジャマゴムの長さを求めます。

測ったウエストサイズ(cm)×0.8(倍)=パジャマゴムの長さ(cm)

改善したこと

「今度こそは、パジャマゴムの端を紛失しないように」と考えた結果、パジャマゴムゴムの端にクリップを挟み、パジャマのズボンの通し穴に入らないように工夫しました。

パジャマゴムの端にクリップを挟む

【耳穴式】パジャマのズボンのひも通しの穴にパジャマゴムを通す(再挑戦)

代用した、パジャマゴムの太さが細くなったので、今度は「耳穴式」タイプのひも通しを使って、パジャマゴムを通しました。

ひも通しがついている端側から、パジャマのズボンのひも通しの穴に、パジャマゴムを通していきます。

パジャマゴムの端どおしを縫い合わせる

パジャマゴムを端どおしを縫い合わせます。

試着してもらったけど、なんだか、おかしい…?

履いた時のパジャマのズボンのサイズ感を確認してもらうため、パジャマゴムの交換が終わったパジャマのズボンを持ち主に履いてもらいました。

履いてもらった結果、「(パジャマゴムを交換する前よりかは)脱げなくはないけど、少し緩いかな?」と返ってきました。

原因を調べてみると、代用したパジャマゴムの幅が、最初に用意したパジャマゴムの約半分でした。

解決策として、新しくソフトゴム紐を用意して、もう一度、パジャマゴムのひもを通しました。

サイズ調整の結果、やっと完成!

もう一度、試着してもらいました。

今度は、履いても脱げません!

これでやっと、パジャマゴムの交換が終わりました!

余談ですが、こちらのパジャマは、夫が10年以上前から愛用していると聞き、感動しました。

物を大切にすることができる人って、素敵ですよね。

次にパジャマゴムを交換する時には、パジャマゴムの端がパジャマのズボンの中で紛失しないように気を付けます…。

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